会計の仕事を一通りできるようになるには3年かかると言われています。当事務所でも研修と実務をしながらのOJTで、じっくりと人材の育成に取り組んでいます。所属するTKC全国会は、研修メニューが充実しており、会計や税務に関する基本知識をオンデマンドで学ぶことができます。オンラインだけでなく、対面での研修にもどんどん参加し、積極的に知識を習得するための機会を活用してほしいです。OJTでは先輩スタッフの巡回監査に同行し、お客様先で行う会計帳簿データの確認や、経営者への助言を現場で学びます。分からないことは先輩がサポートしますので、一つ一つ覚えていってください。
会計事務所の仕事は、スタッフがいなければ成り立ちません。そのためスタッフが働きやすく、仕事の品質や精度を高く保つ環境や制度の整備が不可欠です。当事務所では、スタッフの働き方や生活背景を考慮し、テレワークなど柔軟な働き方を導入しています。また、作業方法や書類・物品の管理、事務所内の使い勝手など、幅広い領域でスタッフだけの改善提案会議を毎週行っています。今後、年齢や性別、職歴など多様な人材が仲間になることもあると思いますが、私たちは変化を恐れず、働く人にとって最適な職場環境を追求します。
会計の仕事をしていくうえで、勉強し続けることが必要不可欠です。日々、目まぐるしく変わる税制や、お客様からのさまざまな困り事に対応するには、豊富な知識が必要となるからです。そのため、知識を得ることに前向きで、お客様の役に立ちたい気持ちの強い人を求めています。税理士志望でなくてもよいですが、一生仕事を続けたいという意思があるなら、税理士資格の取得は一つの目標として目指してもいいのかもしれません。また、巡回監査士補、巡回監査士という税理士事務所に勤務する職員を対象とした認定資格もあるので、積極的にチャレンジしてほしいです。
経営者にはいろんなタイプの人がいますが、取引先や従業員などに対してさまざまな責任を負い、決断を求められる立場であることは共通しています。そんな経営者のもとを毎月訪問し、話をしたり聞いたりするのが私たちの仕事です。挨拶の「こんにちは!」という第一声が、明るく元気なものであることが経営者にとって気持ちよいのは間違いありません。素直で明るく、人の話を聞くのが好きな人を求めています。